mazda

Mazda には「7つの鉄則」があるとのこと。

・「小さいことを恥じない」… 言い換えると、少数派であることを恥じない。

・「ライバルすらも褒めまくる」 … 相手の良い部分を理解する。

・「ブレない価値の基準を持つ」… 自分の基準を明確に。

・「相手が喜ぶことを常に優先する」… 相手の理解度を深く。

・「ほかの真似を決してしない」… 真似をしだすと基準がブレる。

・「熱意だけではダメ、交換条件を必ず用意する」… 全て具体的に根拠を持って。

・「世の中の流れに簡単に乗らない」… 本物を追求する。

 

売れれば良い、ウケれば良い、中途半端なデザインでも売れれば目が慣れてよく見える、

内装は見せ掛けだけ良く見せる、やたらと燃費を強調する、シェア拡大が最優先、

常に上から目線で自画自賛する広告を大量に流す、などなど。

世の中にはいろんなメーカーがあって、いろんな基準で製品を出している。

Mazdaは決してシェア拡大を目指さないと言っている。

それは「向上心がない」からではない。

シェア拡大が企業の「目的」ではなくて、今の顧客の満足度アップを優先する。

世界ではたった2%のシェアでも、その2%の顧客がさらに満足できるものを徹底して作る。

 

この考え方は、例えばAppleやLeicaやNikonにも通じる。

その昔、Appleのシェアなど取るに足らないと相手にしていなかった企業は

結果的にAppleの真似をして追いかけるという展開になっている。

 

特に日本では、「周りのみんなが持ってるものは良いものだ」とか

「売れているものは良いもの」という価値観を持っている人が多い。

自分自身で判断せずに、他の誰かや世間の評判を判断基準にしてしまう。

多数派に入っているという安心感が、自分自身の考えを衰退させるのかも。

「誰かが持ってるから、評論家が絶賛していたから」

それもひとつの基準かもしれないけどね。

でも、自分の好みを自分自身の言葉で語ることが出来ないようになると

その人の個性は無くなり、大衆迎合型人間の典型になってしまう。

そしてその人達を相手に商売を展開する方が儲かる。

そういう意味ではシェアを占める大手企業の方法論は正しいビジネスモデル。

でも、そこから生まれてくる製品は「本当に良い」とは限らない。

 

まあ、人それぞれなんで。

個人的には、本物を見抜く目を持っていたいと思う。